日本におけるIPFSの現状と、我々の想い
分散型ファイルシステムと呼ばれる「IPFS」は、既存のインターネットの課題を解決する次世代のインターネット・インフラとして注目を集めています。
アメリカで開発され、今では世界中のエンジニアの間で現在も研究が進められているIPFSはこの先、インターネット・ビジネスの考え方そのものを変えていく可能性がありますが、残念ながら我らが日本は他のIT分野と同様に、このIPFSの分野でも非常に遅れています。
IPFSのサーバを構築している国を見ても、中国、北米、ヨーロッパ、韓国が多く、一方で日本には殆どありません。
日本の未来の産業の発展のために。
日本国内に、世界に誇る次世代のインターネットのインフラを構築したい。
我々はその想いを胸に、現在、都内のデータセンターに、Filecoinマイニング専用のチューニングを行った高スペックサーバマシンを設置した自社データセンター「IPFS infinite JAPAN(インフィニット・ジャパン)」を運用しています。
世界でもトップクラスのIPFS施設を目指して
IPFSのデータセンターを構築するために重要なのは、データ保存のペナルティを起こさない「優秀な機械」、途切れない「安定高速なネットワーク」、安定した「電力供給設備」、エラーやトラブルがあった際に即座に対応できる「万全な保守サービス」です。
これらの要素は、他国よりも我らの暮らす日本の方が有利です。
さらに日本の地域の中でも、最も電力とネットに関するインフラの安定性の高い東京・千代田区にこだわって建設していること、つまり、世界中にあるIPFSのデータセンターの中でも、最も安全性・安定性にこだわったハイレベルな施設として運営していることが、当社の特徴の一つです。